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第39回自治労全国保育集会記念講演

2018年08月01日

第39回自治労全国保育集会の記念講演の演者に抜擢されました、グランキューブ大阪にある「国際会議所」で全国の保育士や学童の先生向けに昆虫や自然を通じた子供教育について90分500人の前で講演をしてきました。  人生初めての楽屋入り!カマキリと一緒に少し緊張しながら出番を待っていました。 周りの家族や友人から、「そんな舞台で緊張しないの?」「90分って長いな~」とか色々言われました。 もちろん緊張しますが、自分の今までのカマキリ道や、生き方、考え方、昆虫教室を通じた子供教育などを語れることに、幸せを感じて待ち遠しかったです。そして、何より大人や教育者の方に喋れる機会をいただけたのが嬉しかったです。 私が、カマキリ先生になれたのは、私の持つ【強烈な個性】を先生や親が尊重し、認めてくれてここまでやってこれたと思っています。 子供たちは、潜在的に動くもの(昆虫)が大好きです。でも、大人はすぐに言ってしまいます。「気持ち悪い」「汚い」「あんたはどうせ殺すから逃がしなさい」 その言葉で、どれだけの子供たちの好奇心が奪われ、昆虫は醜いものだと思ってしまうか。 ただでさ、自然が減少し昆虫と触れ合える機会が少なくなってきて、自然から学べることが少なくなってきている現状で、せっかくの機会を大人の事情で奪ってしまうことは悲しいことです。また、生き物の形、色、行動には全て意味があると伝えました。ムカデやハリガネムシ(寄生虫)の写真を皆に見せると、一同に「気持ち悪い~」と先生は言っておられました。 ムカデは天敵に自身は毒を持つ危険な生き物だと認識させるためにわざと、目立つ色(警告色)をしています。ハリガネムシも陸と水の生態系をつなぐ大切な役割をする生き物だと伝えました。見た目だけで判断するのではなく、「なぜ気持ち悪いと思う色をしているのだろう?」「この奇妙なハリガネムシはいったいどんな役割のためにカマキリのお腹にいてるのだろう?見た目だけで判断するのではなく、少し今までとは違う視点で子供たちと接してみると、子供たちが自然から「色々ななぜ?」を思いつき自身で考えれるようになると私は思っています。]]>