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カマキリのよくある質問4⃣【脱皮の失敗後の対応】

2022年03月09日

●脱皮失敗例で一番多い事例【後脚が曲がってしまう後脚が脱皮殻から抜けない
◇対応の仕方
この症状は、まだ軽度の症状で、手術をすれば回復させることができます。曲がってしまった部位から先をハサミで切り落としてください。昆虫には痛点がなく、痛みを感じないと言われております(諸説ありますが)し、曲がった状態や脱皮殻を引きずったままだと、次の脱皮の成功率が低下します。脚を切断し、脚の先端部分のつかまる部位が無いので、滑りやすい環境にならないように、植物体を入れる、寒冷紗や網状の凹凸のあるようなひっかかりやすい足場を作ってあげて下さい。
切断された脚は、脱皮時に少しずつ再生していきます!しかし、成虫でこの症状になると脱皮の機会が無いので回復は困難になりますので、気をつけてあげて下さい。

●回復困難な重度の脱皮不全【脱皮中に滑落体中の脱皮殻が上手く抜けない
◇対応の仕方
このような重度の脱皮不全の症状を引き起こすと、回復させるのは非常に困難です。この状態では、人の手を借りないとエサや水分を摂取することすら困難です。人の手でカマキリの口元に水やエサを持っていき、与えてあげて下さい。しばらくは生きれますが、残念ながらこの状態では次の脱皮が上手くいきません
このような状態を避けるために、カマキリのよくある質問❷【カマキリの脱皮失敗】をよく読んで、カマキリが快適に生活できる場所をカマキリの気持ちになって作ってあげて下さい。

以上、本日のカマキリ博士の質問コーナーは終了です!参考になれば光栄です。それでは、今日も張り切っていきましょう、せーのマンティース(‘◇’)ゞ
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