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カマキリのよくある質問1⃣【エサ問題】

2022年02月28日

冬の時期、野外でエサを採るのが困難なのですがどうしたら良いですか?」とよく聞かれます。カマキリ博士が現在、冬でもカマキリを飼育しているのでどのようなエサを与えているかお話します。ご参照ください。

●1~3齢幼虫期のエサ(トリニドショウジョウバエ) 飛べないショウジョウバエのため、エサやりがとても容易にできます。インターネットで培地と共に送られてきます。 ☆次世代も利用する裏技! 中の成虫を全ていなくなっても培地はきちんと蓋をして湿った状態で置いておいてください。その培地には、大量の卵と幼虫がいますので、次の世代の成虫もエサとして利用できます。きちんと命を大切にし、カマキリへと魂を伝えてあげて下さい。

●4~5齢幼虫期のエサ(ヨーロッパイエコオロギ幼虫) 4齢幼虫になると、ショウジョウバエでは小さすぎて食べなくなります。こちらも、インターネットでサイズ別に購入できます。外国産のコオロギなので、逃げ出さないようにしてくださいね。 ☆コオロギに襲われないように! コオロギは雑食性のため、カマキリが脱皮時にかじられる危険があります。カマキリは脱皮前に「眠(みん)」という状態に入り、エサを食べなく時期が来ますので、それが脱皮前のサインです!よく観察してあげて、眠の状態だと思ったらコオロギがいない安全な場所で脱皮できるようにしてあげてください。

●6齢幼虫~成虫のエサ(アルゼンチンモリゴキブリ) カマキリ博士の家ではアルゼンチンモリゴキブリを100匹ほど飼育しています。こちらも、インターネットで購入可能です。最初は10匹だけでしたが、流石のゴキブリの増殖能力です!ゴキブリの飼育に抵抗がある人は、サイズの大きなM~Lサイズのコオロギでも十分です。 ☆ゴキブリの飼育で食品ロスを減らすSDGs! 料理として使わない部位などの生ごみになるものは、我が家ではゴキブリのエサになります。食品ロスを失くすSDGs!我が家の中で命が循環しています。

カマキリの飼育には生きた昆虫や小動物が必要になり、難飼育昆虫です。命を大切にしながらじっくり観察してカマキリの気持ちになって大事に育ててあげてください。 また、来年に向けてカマキリのフォトBookの出版が決まりましたので、カマキリの写真のご提供していただける方どうぞよろしくお願いします(^^)/      ]]>